先日アメリカから交換留学を終えて帰ってきた、大学生の娘。
すでにわが家の中では問題児として扱われ始めています。
アメリカと日本では「大学の前期・後期」というのが違うので、
こちらの後期が始まる9月ごろまでは、バイトをしたり、
留学の事後報告のために大学へ行ったりしてはいます。
しかし、そのほとんどは「サークル活動」に費やされているのです
(まったくもっていい生活です)。
しかも娘の入っているサークルは何やらアメリカンフットボールで
いつも日本一を争っているような強豪校の「マネージメント」を
しているという事らしいのです。
「マネージャー」というとお茶を作ったり、用具の点検をしたり
というようなイメージがあります。
しかし、「日本一」にいつもからんでいるように
運動部のマネージメントは、どうも私たちの想像しているものとは
違うようです。娘によると、スポーツ用品会社と相談してい、
あたらしい「応援グッズ」を作る企画をしたり、
あちこちの会社へ行って後援のためのお金集めをしたりして
いるらしいのです。
また、試合の日にはスタジアムの外でグッズの販売なども
しなければならないという、まさに「広告代理店」のような
仕事らしいのです。そのため、大学まででも遠距離通学の上に、
さらに遠くまで行くことが多く、帰りも12時ごえがほとんどです。
昨日も朝行くときには「今日は絶対家でご飯を食べる」
と宣言して出ていきました。ところがやはり12時過ぎに
帰ってきました。妻が、部屋へあがろうとする娘に
「降りてこれるの?」と聞きました。娘は
「大丈夫、ご飯食べるから・・・」
と言って上がったまま、その格好でベッドに倒れこみ、
それで娘の今日一日は終わってしまっていました。
よくこんなので留学していたものだ、どんだけルームメイトに
迷惑をかけてきたことかと思うと、そのルームメイトがかわいそうに
思えて仕方がなくなってしまいました。